サウンド・イン・ビクトロン

前田憲男

日本ビクターの電子オルガン“ビクトロン”で、フュージョン(「フィール・ソー・グッド」)~AOR(「素顔のままで」)~ディスコ(「宇宙のファンタジー」)系の楽曲を演奏した一枚。うち2曲はジョージ川口の『スーパー・ドラムス』でもプレイされているので、ベテラン・ジャズマンがポップスの新潮流にどう対応したかを知るうえで聴き比べも推奨したい。前田憲男が特に気に入った機種はシンセサイザー回路が追加されたEO-M10Fだったという。(1980年/ビクター音楽産業)